叙勲の銀杯(賜杯)とは?菊紋・桐紋の意味と売る前に知りたいこと

朱塗りの台の銀色の盃と木の盃、「叙勲の銀杯とは」の文字

当サイトの記事は、厚生労働省・内閣府・総務省・国税庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金・銀の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

杯を持っている人

祖父が昔、勲章の代わりにもらったという銀杯があるんです。叙勲の銀杯って、どういう物なんでしょうか?

案内役

内閣府賞勲局の公式情報では、菊紋の銀杯は「勲章に替えて授与されるもの」とされています。売るかどうかを考える前に、まずどの種類かを見てみましょう。

叙勲の銀杯は、ご本人や家族にとって大切な栄誉の品ですよね。だからこそ、どんな意味の杯なのか、売ってもいいのかが気になる方も多いはずです。

結論から言うと、叙勲の銀杯(賜杯)は、勲章に替えて、または褒章に併せて授与される杯です。この記事では、種類と紋の意味、素材について公式に分かること、売る前の確かめ方をお伝えします。

PR|おたからや(金・貴金属の買取)

金杯・銀杯を売るなら、おたからやで今日の査定額を確かめましょう

おたからや公式サイトの店舗数・口コミ評価・即現金買取の案内
  • 全国2,100店舗以上(2026年10月時点・フランチャイズ含む)。予約なしで持ち込めます。
  • 買取手数料・査定料・出張料はすべて無料です。
  • 査定は平均5分〜15分ほど。納得できればその日のうちに現金で受け取れます。

金の価格は毎日変わります。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫です。

叙勲の銀杯(賜杯)には、どんな種類がある?

先に結論

内閣府賞勲局が示している杯の種類は5つです。銀杯が3種類、木杯が2種類あります。

内閣府賞勲局の「杯の種類」には、次の5つが並んでいます。英語の表記を見ると、「一組」は三つ組であることが分かります。

杯の種類授与のされ方
銀杯(菊紋)勲章に替えて授与
銀杯(一組・菊紋)=三つ組勲章に替えて授与
銀杯(桐紋)褒章条例に基づき授与
木杯(一組台付・菊紋)勲章に替えて授与
木杯(一組台付・桐紋)褒章条例に基づき授与

銀杯や木杯は、各府省の大臣などから伝達されます。『国からもらった物だから、総理大臣から届いたのかな』と思う方もいますよね。

ただ、賜杯は内閣総理大臣の100歳のお祝いの銀杯などとは別の制度です。『贈 内閣総理大臣』と彫られた銀杯については内閣総理大臣の銀杯の買取で紹介しています。

叙勲・褒章の賜杯の5つの種類と授与のされ方を示した図解

菊紋と桐紋は何が違う?褒章と木杯の関係

先に結論

菊紋の杯は勲章に替えて、桐紋の杯は褒章条例に基づいて授与されます。紋を見れば、どちらの制度の杯かの目安になります。

褒章条例の第5条には「褒章ヲ賜フヘキ者ニハ褒章ト金銀木杯トヲ併セ賜フコトアルヘシ」とあります。褒章と一緒に杯を授与することがある、という意味です。

第6条には、表彰されるはずの方が亡くなった時は「金銀木杯又ハ褒状ヲ其遺族ニ賜ヒ之ヲ追賞ス」とあります。ご遺族が受け取った杯が家にある、ということもあるんです。

紺綬褒章に併せて授与されるのは木杯

紺綬褒章は、寄附の金額で基準が決まっている褒章です。紺綬褒章そのものの基準は寄附金額500万円以上で、内閣府賞勲局の基準では、寄附金額が1,500万円以上の場合に、紺綬褒章と併せて木杯が授与されます。

寄附金額授与される木杯
1,500万円以上2,500万円未満木杯第五号
2,500万円以上5,000万円未満木杯第六号
5,000万円以上木杯第七号

紺綬褒章に付くのは銀杯ではなく木杯です。木杯の扱いは木杯は売れる?で紹介しています。

杯を持っている人

家にあるのは漆塗りの木の盃なんですが、これも賜杯ですか?

案内役

紋と箱書き、一緒にあった書状を見てみましょう。木杯は銀としての値段がつかないので、記念として残す方法もありますよ。

叙勲の銀杯は純銀?造幣局製?

先に結論

賜杯の銀杯の材質・重さ・作り手は、公式には書かれていません。「純銀」「造幣局製」と決めつけず、刻印と店の分析で確かめるのが確かです。

内閣府賞勲局のページにあるのは、杯の種類と授与の対象だけです。材質や重さは書かれていません。

造幣局は、内閣府賞勲局の依頼で勲章や褒章を作っていると公式に案内しています。ただ、その一覧に銀杯や木杯は入っていません。

『勲章と同じところで作っているはず』と思う方もいますよね。そう考えたくなりますが、公式に確かめられるのはここまでです。

素材を確かめる手順
  1. 杯の裏や高台に「純銀」「SV1000」「999」などの刻印があるかを見る
  2. 日の丸とひし形の数字の印(造幣局のホールマーク)があるかを見る
  3. 杯だけをキッチンのはかりで量ってメモする
  4. 刻印が無い、または読めない時は、店で分析してもらう

日の丸とひし形の数字の印は、造幣局が品位を試験して証明したしるしです。杯を作ったのが造幣局という意味ではない点に気をつけましょう。造幣局と銀杯の関係は造幣局の銀杯の買取で詳しく紹介しています。

純銀の杯なら、値段は銀の重さで決まるのが基本です。例えば100gなら、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に公表した銀の店頭買取価格304.15円/g(税込)で30,415円が銀の量だけで見た目安です。これは記事執筆日時点の参考値で地金の価格なので、銀杯の買取価格そのものではありません。

三つ組の銀杯は、まとめて見てもらえる?

銀杯(一組・菊紋)のような三つ組は、大きさの違う杯が3つ重なっていますよね。おたからやは、大小の銀杯が複数ある場合も「一点ずつ刻印と重量を丁寧に確認し、合算して査定額を算出いたします」と案内しています。

刻印が無い時は、扱える店を選ぶ

店によって、銀杯を買い取る条件は違います。例えばRE:TANAKAは、銀製品を「銀の含有を表す刻印または品位刻印を有するもの」に限り、Ag800以上・1件10g以上を対象にしています。

一方でおたからやは、刻印が無い品でも「比重検査などの専門的な鑑定によって銀製かどうかを迅速に特定いたします」と書いています。刻印が見当たらなくても、あきらめなくて大丈夫です!

その時は、電話で「刻印の無い銀杯でも見てもらえますか」と聞いてみてください。

よくある相談:叙勲の銀杯について

知恵袋で見かける相談を2つ取り上げます。

「勲章に替えて授与されるもの」とはどういう意味?

内閣府のホームページに、銀杯(菊紋)や銀杯(菊紋・一組)は「勲章に替えて授与されるもの」と書いてあるが、どういう意味か、という相談です。

内閣府賞勲局は、杯を「勲章に替えて授与されるもの(菊紋)」と「褒章条例に基づき授与されるもの(桐紋)」に分けて示しています。菊紋の銀杯は、勲章の代わりに授与される杯という位置づけです。

祖父が勲章でもらったという盃を見せてもらった

祖父から、昔勲章でもらったというさかずきを見せてもらった、どういう物なのか知りたい、という相談です。

紋が菊なら勲章に替えての授与、桐なら褒章条例による授与の杯と考えられます。銀か木かも合わせて見ると、5つの種類のどれにあたるかが分かります。

ご本人がお元気なら、いつ、どんなことで授与されたのかを聞いておくのもおすすめです。家族にとっては、杯そのもの以上に大切な話になることもありますよ。

叙勲の銀杯を売る前に確かめることをまとめた図解

純銀かどうかは、実際に査定してもらうとその場で分かります。売るかどうかは、金額を聞いてから家族で決めても遅くありません。

PR|金・貴金属の買取

金杯・銀杯の査定額を確かめる

純銀の銀杯や純金の金杯は、1点からでも金・銀として査定を受けられます。名入れや黒ずみ、箱がなくても相談でき、金メッキの金杯も査定の対象です。店頭のほか出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

売る前に、家族で話しておきたいこと

先に結論

賜杯は栄誉の記録でもあるので、売るのも残すのも、家族が納得できればどちらでもいいんです。迷う時は、杯は売って書状だけ残す方法もあります。

『国から授与された物を売るのは失礼では』と気にする方もいますよね。そう感じるのは自然なことです。

ただ、しまったままにしておくより、家族で話して決めたほうが気持ちの整理がつきやすくなります。例えば「お父さんの銀杯、誰か残したい人はいる?」と声をかけるところから始めてみてください。

売る前のチェック
  • ご本人や家族に「売ってもいいか」を聞いておく
  • 勲記や褒状などの書類は残すかどうかを決める
  • 杯は磨かずにそのまま持っていく
  • 箱は捨てずに一緒に持っていく
  • 本人確認書類を用意する

おたからやは、金杯について「退職記念・叙勲・周年記念・スポーツ大会などで贈られた金杯もすべて査定対象」と案内しています。銀杯でも、名前や日付の刻印があることで「査定額が下がることはございません」と書いています。

一方で、RE:TANAKAのように「歴史的価値」など貴金属以外の価値は評価しないと書いている店もあります。売る店の選び方は銀杯の買取ガイドで紹介しています。

よくある質問

叙勲の銀杯は売れますか?

純銀の杯なら、銀の重さに応じて値段がつきます。材質は公式に書かれていないので、刻印と店の分析で確かめましょう。

叙勲の銀杯は造幣局で作られていますか?

造幣局が公式に作っていると案内しているのは勲章や褒章で、その一覧に銀杯や木杯は入っていません。

菊紋と桐紋の銀杯は何が違いますか?

内閣府賞勲局によると、菊紋は勲章に替えて、桐紋は褒章条例に基づいて授与される杯です。

木杯にも値段はつきますか?

木杯は銀や金ではないので、貴金属としての値段はつきません。記念として残すか、扱ってくれる店に相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 叙勲の銀杯(賜杯)は、勲章に替えて、または褒章に併せて授与される杯
  • 杯の種類は銀杯3種類・木杯2種類の5つ
  • 菊紋は勲章に替えて、桐紋は褒章条例に基づく授与
  • 紺綬褒章に併せて授与されるのは木杯
  • 材質・作り手は公式に書かれていない。刻印と店の分析で確かめる

金杯・銀杯を売るなら「おたからや」で売りましょう

ここまで読んで、「結局どこに持って行けばいいの?」と迷ったら、答えはシンプルです。

金杯・銀杯は、おたからやで売りましょう。

おたからやは、買取専門事業26年の金・貴金属の買取店です。店舗数は2,100店舗以上(2026年10月時点・フランチャイズ含む)。手元の金杯・銀杯をそのまま持ち込むだけで、今日の相場で査定してもらえます。

金杯・銀杯をおたからやで売る3つの理由
おたからや公式サイトの店舗数・口コミ評価・即現金買取の案内

理由1 2,100店舗以上。予約なしで今日持ち込める

おたからやは駅の近くやショッピングモールの中にも店舗が多く、予約なしでそのまま来店できます。

査定は物量にもよりますが、平均5分〜15分ほど。金額に納得できれば、その日のうちに現金で受け取れます。

金杯・銀杯を外に持ち出すのが不安な方は、家まで来てもらえる出張買取も選べます。

おたからやの店頭買取と出張買取の流れ

理由2 買取手数料・査定料・出張料はすべて無料

せっかく売るなら、引かれるお金はできるだけ少なくしたいですよね。

おたからやは、買取手数料・査定料が無料で、少量の買取でも手数料はかからないと公式に案内しています。出張買取の出張料も無料です。

査定額は、店頭でも出張でも変わりません。金額を見てから、売るかどうかを決められます。

理由3 壊れた・刻印がない金杯・銀杯も査定してもらえる

「壊れているけど売れる?」「刻印が見当たらない」という方も、あきらめなくて大丈夫です。

おたからやなら、こんな状態でも査定の対象
  • 変形している・ちぎれている・壊れているもの
  • 刻印がない・つぶれて読めないもの(蛍光X線分析装置で純度を測って査定)
  • 傷・汚れ・黒ずみ・変色があるもの
  • 片方しかない・少しだけのもの
  • 海外で買った・純度が分からないもの

箱や保証書などの付属品が無くても買取できると案内しています。磨いたり直したりせず、そのままの状態で持って行ってください。

傷・汚れ・古い金製品も買取しているおたからやの案内

利用した人の口コミ評価も高い

おたからやは、Googleの口コミで★4以上の評価が96.2%(2026年1月〜5月・直営店422店舗の集計)と公表しています。

初めて金を売る方でも、担当者が金額の理由を説明してくれるので安心です。

おたからやのGoogle口コミ評価とお客様の声

PR|おたからや(金・貴金属の買取)

おたからやで金杯・銀杯の査定額を聞いてみる

予約なしで近くの店舗に持ち込めます。家で査定してほしい方は、出張買取も無料で申し込めます。

査定料無料おたからやの無料査定へ

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

おたからやの基本情報

項目内容
店舗数2,100店舗以上(2026年10月時点・フランチャイズ含む)
受付時間9:00〜19:00・年中無休(年末年始を除く)
手数料買取手数料・査定料・出張料は無料
査定時間の目安平均5分〜15分ほど(物量による)
買取方法店頭買取(予約不要)/出張買取
代金の受け取り即日現金化
扱う品物金・プラチナ・銀などの貴金属。状態を問わず査定
運営会社株式会社いーふらん
おたからやで売るまでの流れ
  1. 近くのおたからやの店舗を探す(家で査定してほしい時は出張を申し込む)
  2. 本人確認書類と金杯・銀杯を、そのまま持って行く
  3. 査定額を聞いて、納得できたらその場で売る

金の価格は毎日変わります。「いつか売ろう」と思っているうちに、今日より安くなってしまうこともあります。

手元の金杯・銀杯が今日いくらになるのか、まずはおたからやで今日の査定額を確かめてください。査定料は無料で、売るかどうかは金額を見てから決めて大丈夫です!

PR|おたからや(金・貴金属の買取)

金杯・銀杯の今日の査定額を確かめる

2,100店舗以上・買取手数料と査定料は0円。平均5分〜15分で金額が分かります。

査定料無料今日の査定額を聞く

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

金杯銀杯買取.jp

金杯銀杯買取.jp 編集部

贈られた金杯・銀杯や記念の盃を納得して手放すために、純銀・銀メッキ・24KGPの見分け方、刻印の読み方、値段の計算、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする